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厚塗りメイキング【後半】−線画なしイラストの影の入れ方

後半です。

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ひと通り描き込み作業なので工程をひたすら貼っていきます。

描き込み

髪の毛。

光源はいつもこんな感じで入れてます。

後ろ髪の毛束は一枚の布をバラす感覚で塗ると影をつけやすいと思います。

慣れないうちはグラデーションしつつ乗算レイヤーで毛束を重ねるのも良さそうですね。

顔の凹凸を整えます。

最初に1色で影を着けたので、スポイトで取りながら塗ることで、色調を統一できます。結構楽。

なんとなく指が長く感じたのと、傾きが変だったので修正。

1枚レイヤーだと修正が楽でいいですねー

強めの影を最初に入れると形を取りやすいです。

線画の線はものの境目を指しますが、デッサンで言うところの接地面(画像参照)が一番濃く暗い色(黒)になり、それが地面などにぴったりとくっついている場合1本の線に見えます。

接地面

厚塗りの場合は線画を元に描くイラストよりも写実的になるので、ここはぴったりくっついているだろうというところに思い切り暗い色(≒引き算した線画)を置くことで締まって見えるようになります。

厚塗りメイキング

納得のいくところまで描き込んで完成です。

ひさしぶりに描いたので至らないところもありますが、参考になりましたら幸いです。

それにしても厚塗りするとデッサン狂いがダイレクトに見えるので日頃いかに適当に描いてるかがわかるのがなんとも辛辣…

おまけ

エフェクトかけると違って見えていいですねー

参考にしたサイト

https://www.clipstudio.net/oekaki/archives/152007

こちらのサイトを参考にさせていただきました!

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最終更新:2020.12.20

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管理人

おさと(Sato Fujiiro)

黙々と一人で作業することが好きな出不精。デザイン・ウェブ業務経験者。宅飲み派。

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