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仕事としてのイラスト制作の最適化

こちらに顔を出していない間、幸いにも仕事としてイラストを描く経験ができたのですが、

始める前はあーなんじゃないかこーなんじゃないかと迷っていたことが、やってみると実際こうだった、という事がいくつかあったので

これからイラストに挑戦したい方へ向けて、私が実際に経験して得た知識を4つほど共有します。

1. スペックの高いPCは本当に必要か?

結論から言えば、「使うソフトが安定して動くなら、それで十分」です。

高価な最新モデルを揃える必要はありません。ただし、スペックが低いと「ソフトの立ち上げ」や「データの保存」のたびに数秒の待ち時間が発生します。この数秒の積み重ねが、トータルの作業時間に大きく影響します。

快適さを買うというよりは、納期に間に合わせるため、先方からの細かい要望に柔軟に対応するために必要だったりします。

逆に「スマホで描きました」は聞こえは良くても、依頼相手がいるような取り組みには少し信頼に欠けるところがあるかもしれませんね。

2. 資料は見ない?個性が大事?

今描こうとしているイラストが、「どこに使われるのか」「誰がみるのか」なども含めて、「なんとなく」で描き始めると、途中で矛盾が生じて修正に時間がかかります。

描き初めの頃は「イラストは個性が出て当然!」と思いがちでしたが、個性を出しすぎると逆に活用しづらい作品に仕上がってしまう、のような状況になることも。

プロの現場ほど、描き始める前の準備を徹底しています。資料を集め、構造を理解し、頭の中で完成図をシミュレーションする。この事前の設計図作りが、結果的に最短ルートで質の高い絵を完成させる鍵になります。

まずは「型にはまったやり方」で、それをやりながら、自分の個性を見つけていくことがおすすめです。

3. なんでもかんでも「完璧」がいいわけじゃない

これまでは性格上、納得がいくまで追求したくなり時間がかかってしまうようなこともありましたが、仕事となると話は変わって、仕事として始める前に「このぐらいで一度確認」の約束を挟む場合が大半です。

相手との関係性もありますが、100点を目指して納期を過ぎるよりも、まずは形にして相手のフィードバックをもらう。その方が修正のコストも低く、お互いにとってメリットがあります。

4.「完成するまでの努力」は、だいたい見てもらえない

最悪な事に、イラストを含めたデザインなどの制作物は「最後の出来」しか評価されず、「イラストを見る人は完成形でしか良し悪しを判断できない」という事実があります。

制作に何百時間かけたか、どれほど過酷な状況で描いたかという「プロセス」は、見る人には伝わりません。

ここまでどんな努力をしたかを理解できるのは同業者ぐらいかなと。

酷な話ではありますが、仕事上は「決められた時間内に」「決められた進捗を報告できる」ことが必要になってきます。

まとめ:個性を出すのは名前が通ってきてから

ここまでのまとめは「美術分野にいた、イラストで稼ぎたいと考えていた自分への言葉」ですが、これから仕事をしてみたい、という方のお役に立てればと思いブログにしてみました。

過去のブログをみても、ずいぶん急いで描いたんだろうなーというイラストも多いですね(笑

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最終更新:2026.01.14

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管理人

おさと(Sato Fujiiro)

黙々と一人で作業することが好きな出不精。デザイン・ウェブ業務経験者。親の顔より見た紫色のしかめ面。宅飲み派。

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