sato-fujiiro.com

イラストがなんだか垢抜けないので線画から見直してみた

毎月ブログのアクセス解析のサムネイルにイラストを載っけているのですが、ブログのサムネイルだとアイコン的要素が強いのでこのぐらいでも問題はないかなーと思うのですが、1枚のイラストにするとなんだか物足りない気がするんですよね。

そう思って、今回は線画を見直してみました。

この本を参考にしました

最近の参考書は参考用の描き下ろしとはいえガチなイラストしかないので無茶苦茶ためになります。。

この書籍で線画として使われているであろうペン

塗りのテクニックがメインの本ですので、基本やペン設定はあっさりとしかないのですが、各章の冒頭にある説明から憶測して抜粋。

やっぱりプロとして活動している方は自分の絵柄に合わせてペンをカスタマイズされてるんだなーと痛感しました。。

ペンの筆圧や入り抜きなどのカスタマイズの方法は下記記事をどうぞ

クリスタで人気のある(と思われる)ペン

その他アセットでのランキングで人気だったものやクリスタ公式がシェアしたツイートで人気があると感じたものがこちらでした。

主線も水彩も厚塗りも一本でやる怠けものブラシ
にゅるペン

見た感じだと線画を描かない絵柄は別として、これといって特殊なことを線画の時点でしている感じはないようです。。

根本的にはペンの質感と塗りとの相性、あとは影色選びとか、色トレスとかがミソみたいですね。

もっと完成度上げたい。

とりあえず自分で描いたいろいろな線画の描き方をしたイラストを比較してみる

という事で、これまで自分が描いたイラストを見返してみます。塗り方は根本的にアニメ塗り+αで変化は特にないです。

線画無しのイラスト

創作

↑は線画を描いていないもの。もっとカラーいじったりしてもいい気がする。

線画の色を変えてみる

ごっつ三国の陳平(2次創作)

結構がっつり目の線画がこれ。なんだか単調な気がしますね。

これは「主線も水彩も厚塗りも一本でやる怠けものブラシ」の7pxぐらいで描いたものです。若干茶色みの黒で、一部明るめのところは線画レイヤーの透明度を保護した状態で色トレスをしています。

太めの線画だとこれのようなハッキリした塗りではなくて、水彩やテクスチャなどを使ったアナログテイストなイラストに向いている気がします。

線を細くする

鐘の線画なかった

2年前に描いたごっつ荀彧さんはメディバンペイント(PC)を使って確か3ptぐらいの極細で線画を描いたもの。

色は黒のはずですが、だいぶ細い線で描いたので仕上がりはほとんど線が見えない感じ。

ちなみに氷属性なので手から氷が出ているイメージで描いたので光源設定とかもちゃんとある。設定大事。

余談ですが、その当時さっぱり手が描けなかったはず。

鉛筆風ペンでのペン入れ

陳羣(創作三国志)
イラコンで描いた創作諸葛亮
線画というかほぼラフのまま

↑2つは、ポイピクに載せた落書きで、線画をサボってクリスタ デフォルトのシャープペンシルでザクザク描いていつも通り塗ったものでした。

線画を見てびっくりしたんですが全然整えてなかった。。

自分の絵柄的に考えたまとめ

最終的に、自分の絵柄では「線画を主張させない」「ハッキリ影」が自分の絵柄では1番しっくり来るのではないかと考えました。

人によって選ぶ色や塗りのツールの使い方が違うので、明るめの茶の線画や太め細めなど個人差があると思います。

あとは設定とか色味もあるのでこの辺を参考にしてください。

実践

シャープペンシルだと筆圧がほとんどないので、今回は描邊鉛筆を使いました。

途中。

完成版がこちら。

いろいろと考えて加えたところは多々あるのですが、自分の塗り方ではこのぐらいの線画がしっくり来るようです。

塗り方によっては個人差があるかもしれませんが、とにかく試行錯誤しながら描いてみる事が大切ですね。

スポンサーリンク

最終更新:2020.12.17

スポンサーリンク

管理人

おさと(Sato Fujiiro)

黙々と一人で作業することが好きな出不精。デザイン・ウェブ業務経験者。宅飲み派。

詳しくはこちら