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自創作で「推し香水」を頼んだ話

Twitterでぼちぼち呟いていますが、今回「推し香水」というものを試してみました。

キャンペーン応募も兼ねて漫画にしてみたのですが、時間がかかりすぎて端折った部分も多かったので改めてブログでレポしたいと思います。

「推し香水」とは?

読んで字の如く、「推し」の香りをイメージした香水(フレグランス)のこと。

「推し」をイメージした香りを提供するサービスは何個かあるのですが、今回利用したのは、「Scently」という、送った解釈を調香師さんに読んでもらい、パーソナライズされた香りを届けてもらうというもの。

別のサービスでは推しのイメージに合った既成の香水をおススメしてくれるものもありましたが、販売されている香水はそもそも高級品が多い上にブランドイメージがそれぞれあるので、創作がそれに引っ張られるのもなんともという感じだったので、調香師さんが組み合わせたものを販売してくれるタイプにしました。

推しの情報を送りますよ!

https://twitter.com/sato_fujiiro/status/1582039197791457281

Twitterでちょこちょこ描いてる創作のメインキャラの一人「暁眞」で依頼することに。

今回は創作キャラクターの世界観で頼むと、もしイメージがずれてもダメージが少ないんじゃないかとかいうネガティブな理由も頭のどこかにありましたが、とにかく年配と超個性に飢えてるので?ジジイのほうを。

立ち並ぶ入力フォームを目の前に、厄介な陰キャになることを決意(?)して情報を送りました。

何を入力したのか改めて思い返せばすごい量でしたが、思い入れのある人物の詳細を入力するので楽しさが勝る感じです。

送ったキャラクターの情報

後々Twitterとかでいろいろ更新するつもりでいるのでそのまま載せちゃいます。

世界観とキャラクターの役割

とりあえず残していた送った文章から。

戦乱のちょっと物騒な時代の雰囲気を残した江戸初期をモチーフに、狐や妖などの人ではない生き物がたまに人里で人に扮して暮らしているような世界。その人物は、辺境にある山奥の開けた場所で、弟子のような形で集まったマイペースな若者たちと暮らしている。
神社を山頂に構える山の麓には、都の偉い人が旅路で立ち寄るような宿場が集まるそこそこ大きな町があり、町ではその人物を、妖を従えた賢人や、兵法に精通した達人、ただの隠遁老人、といった感じで噂されている。

マイペースな若者は幻ニやこんこん・白雀たちですね。

キャラの強いおっさんと若者たちのハートフル?な日常風景。

本編はないけど。。。

外見に対する内面の印象

外見は細身で小柄、着流しを着た中性的な仙人のようなビジュアルで、だいぶ長く生きているからか気性は穏やか。極端に頭がよく、一部の権力者に協力を求められるなど「賢人」として慕われている。山奥でマイペースな若者と暮らしているが、本人はそれ以上にのんびりマイペース。普段の所作にお茶目な部分が多いため一見変な人と見られがち(実際に変ではある)。

「不老不死で形だけは人間」というような曖昧設定なので男性と人間以外の男性を選択。見た目年齢はだいたい50後半〜60ぐらい。イメージカラーは赤と水色にしました。

ジジイジジイ言ってますが、それほどヨボヨボというわけでもなかったり(笑

賢人で変人。案外裏表がない感じのお人柄。

あとはもう自由に決めてもらおうと思い、香りのイメージと苦手な香りを入力した上、情報量少なめな感じで送信。

残していたメモ書きなので何か抜け落ちている気がしますが、だいたいこんな感じの文章を送りました。

こんな香りが届きました

特に狙ったわけではないのですがちょうど誕生日近くに届きました。。。!

まずは自分の妄想にお付き合い頂けたことに感謝。。。!!

嗅いでみた第一印象は、「墨とユーカリ」

和風だからパチュリ(単純に説明すると土や墨汁のような香り)は確実に入るよなと思いつつ、

初手がユーカリやティーツリーに似た「ロザリーナ」のツンとした香りがガッツリ主張してくる。ミドルには少し甘みのある湿布のような爽やかさの「ウインターグリーン」。

”賢さ故の冷徹さ”とは書いた気がするけど、こんな鋭い爽やかさに捉えられるような部分あったっけ。温厚で賢い仙人のようなジジイのイメージと違わない…?これもしかして変に知識あるからもしかして恩恵受けにくいやつ…?

なんて考えもしましたが、否!香水は身につけてからの数時間、体温によるノートの変化を感じるもの…!

そう信じて肌に乗せて過ごしてみること数時間、ヒノキとアンバーが見えてくるラストノートが本番でした

もしかすると、森の中を探さないと見つからない隠遁老人、つまり、初見「居ない」のが正しい…ってコト!?

自分のメッセージカードでは植物自体の特徴と人物を結びつけた解釈はあっても、人物の内面と香りのイメージを直結させる文がない?のでどことなく不安になってましたが…考えすぎかもしれないけど、そう考えるとすごい。

気がついたら目の前に立ってる(ホラー

概念を優先にとお願いしたため、普段使いには個性が強い感じですが、とても落ち着く香りだったので、今は主に寝香水として夜な夜な枕元に鎮座してもらってます(もはや妖怪

いろんな方のレポ漫画やツイッターに載ってるメッセージカードをみて気になって躊躇ってるタイプの人はぜひ買って試してみてほしいです。

余談:個人的な香水のおすすめのつけ方、つける場所

レポ漫画でもちらっと書いていますが、最近、気持ちの切り替えがてら香水をつけることが増えました。

自分の場合は、仕事がほぼ座りっぱなしな上に、感覚過敏な傾向ともあり、手首より上につけると強すぎて落ち着かないので基本的に下半身の脇腹やふくらはぎなどの服に隠れている部分につけていることが多いです。

つけ方も空中に霧状に出して腕や脚をくぐらせる程度が個人的ベストです。
あとはコットンやハンカチにプッシュして持ち運ぶのもいい感じです。

ライトユーザーの1意見ではありますが、気になっている方は参考にしてみてください。

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最終更新:2022.12.30

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管理人

おさと(Sato Fujiiro)

黙々と一人で作業することが好きな出不精。デザイン・ウェブ業務経験者。宅飲み派。

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