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イラストにストーリー性をつける!過去のイラスト添削ビフォーアフター

このブログでメイキング記事を最初に書いたのが約2年前。

その時に完成したイラストがこちら。

すごく描き込まれているものの、何か足りない…?そう感じたので、現段階の知識で添削をしてみました。

空間に狭さを感じる。もしかしたら、絵のストーリー性が足りないのかも。

ざっくり感じた事を書き出して見ました。

イラストの設定としては、「森の様子が何かおかしい」という異変を感じている、という設定があったのですが、あれもこれもと背景を詰め込んでいてこぢんまりとした出来になっているように思います。キャラクターの表情も何か曖昧ですね。

あとはどうしても鳥居に目が行ってしまうので、変に鳥居が小さいのが悪目立ちしているという…

イラストにストーリー性を持たせるために

では、これらの問題点を解決するために、視線誘導を意識してみることにしました。

視線誘導とは

写真やイラストをはじめ、デザイン関連で使われるもので、見る人の視線を意図的にコントロールする方法です。

視線をコントロールする事で、イラストやデザインにストーリー性を持たせたり、チラシなどで伝えたい事を順序立てする事ができ、一枚のデザインをより長く注視させたりするのにも有効です。

以下は人物をメインとしたイラストに、ストーリー性を持たせるための視線誘導を考えてみました。

改めて描いてみた

光源を意識して奥行きを作る

今回は夜の森を舞台にしていますので、まずは月の光、松明を設置していたので、松明の炎の光があります。

前回は変に均等だったので、奥は月光のみ、主役は松明の光に強く当たっているように意識してみました。

主役の目線や表情、キャラクターに動きをつける

今回は不穏な緊張感のある雰囲気にするため、前回よりもキリッとした表情にしまし、視線の先が曖昧だったので、正面を向けると空と木の間ぐらいを見ている角度にしました。視線の先にもざわめく盛りがあるようなイメージにしています。

これがもし笑顔だったら、新たな門出のような雰囲気になるかもしれないですね。

あと、キャラクターを下から見たアオリにして上に視線が流れるようにしています。直立よりも動きが出ました。

要素を引き算し、開けた空間を作る

空を大きく開けて視線誘導の抜け道を作りました。

遠景の木や鳥居も強く描き込まず、主張させないようにする事で、より主役の表情を引き立てるようにします。

完成したイラストの構図

ざっくりと色を載せてみました。今回はイラストのストーリー性を持たせる事が目的なのでラフ段階ですが、いかがでしょうか。

前回出せなかった、火の光に照らされている感じも出してみています。

イラストビフォーアフター

前回は多くの要素が均等だったので、なにがメインなのか分かりづらい状態でした。メインをはっきりさせて奥行きを作る事で、表情から見える緊張感のあるシーンになっていると思います。

また、今回はキャラクターをメインにして描いたので背景を大きく変えましたが、元のイラストの背景を残して鳥居をメインにした場合は、キャラクターをもっとちいさくして背景に馴染ませるといいかもしれませんね。

そんなことで、イラストのビフォーアフターを使ってストーリー性と視線誘導についてでした。

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最終更新:2020.09.29

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